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協会活動報告
エネルギー消費を抑えるツーバイフォー住宅
住宅の省エネルギー化を推進

住宅から、これだけCO2が排出されています

住宅のライフサイクル各段階におけるCO2の排出量(1995年度)
出典:「住宅産業の自主的環境行動計画」
(社)住宅生産団体連合会

住宅のライフサイクルとCO2排出量

住宅にかかわるCO2排出量を減らすためには、建設してから解体するまでの全過程(住宅のライフサイクルと呼びます)で評価していくことが重要になります。
右の図では、資材生産・建設段階におけるCO2排出量が6%であるのに対し、居住時の排出量は87%になっています。
建てる時だけでなく、冷暖房や給湯など居住時に使われるエネルギーを減らしていくことがポイントとなります。


これが、ツーバイフォー住宅の省エネ技術

(1)優れた断熱・気密構造

●構造体は断熱性の高い木材
ツーバイフォー住宅の構造体は木材です。熱伝導率の低い木材は、断熱材の性能を最大限に引き出せる構造体といえ、木材と断熱材との組み合わせで高い断熱性を実現しています。

木の熱伝導率は、鉄の約1/350


出典:「住宅の省エネルギー基準の解説」 平成21年度版
(財)建築環境・省エネルギー機構
※天然木材1種:桧、杉、えぞ松等、2種:松・ラワン等、3種:ナラ・サクラ・ブナ等

材料の断熱性は熱伝導率で決まり、木材の熱伝導率は鉄の約1/350です。ツーバイフォー住宅で使用する木材はきわめて熱を伝えにくい物質のひとつです。そのため、外気の冷たさが鋼材などを通して伝わる『ヒートブリッジ現象』が起こりにくい住宅です。

●優れた断熱性・気密性
ツーバイフォー住宅は、断熱施工・気密施工が容易なために優れた断熱性・気密性を備えることができます。 外壁は、枠組材に構造用面材を張った大壁構造のため、枠組材の間に断熱材を充填でき、施工も容易です。
また、ツーバイフォー工法は、床版・壁版を組み立てる面構造方式が特長です。このため、気密性を確保しやすい工法となっています。

詳しくはこちら(断熱性・気密性)

 

(2)設備機器の省エネ化

画像:省エネ設備機器のイメージ

断熱性・気密性に優れたツーバイフォー住宅では、高効率給湯器・太陽光発電等機器など、エネルギーロスの少ない設備機器の導入を推進しています。

住宅の省エネルギー化によるCO2削減

平成11年省エネルギー基準仕様で、排出量の大幅カット

住宅で使用されるエネルギーの消費量をより少なくするよう、建設省(現国土交通省)では平成11年(1999年)3月、それまでの住宅の省エネルギー基準を改正して、新しい基準(平成11年基準)を定めました。この基準に適った住宅が、平成11年省エネルギー仕様の住宅です。

ツーバイフォー住宅は、エコ時代に求められる平成11年省エネルギー基準のクリアが容易です。冷暖房や給湯の負荷を少なくして、居住時のCO2排出量削減を推進しています。

グラフ:基準ごとの冷暖房エネルギー消費量の比較イメージ
出典:(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)ホームページ

エネルギーの使用の合理化に関する法律(昭和54年制定)に基づき定めた「省エネルギー基準」は建築主に対し、同基準に基づく省エネ措置の努力義務を課すものです。
昭和55年に制定され、平成4年に一度改正されましたが、平成11年に21世紀の住まいづくりに照準を合わせて全面的に改正されました。基準の改正・強化によって、住宅における暖冷房用のエネルギー消費量は改正前に比べ約20%の削減が見込まれています。


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