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坪井記念研究助成

一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会は、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)の正しい理解と普及を図るとともに、同工法のさらなる発展と住生活価値の最大化に資する技術開発を推進するため、2004年から2013年までの10年間、枠組壁工法ならびに枠組壁工法建築物に関連する研究等に対して助成する「坪井記念研究助成」を実施して、研究等の振興と若手研究者等の育成に努めてまいりました。

第10回「坪井記念研究助成」成果発表はこちら

第10回「坪井記念研究助成」選考結果はこちら

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この「坪井記念研究助成」は、昭和51年の協会設立以来、平成8年7月に物故されるまで会長を務められた坪井東氏のわが国の住宅産業の合理化・近代化にかける多大な熱意を受け継ぎ制定されたもので、その運営は、ご遺族等よりの寄付金を原資に、当協会が基金事業として行ってきました。

皆様からのたくさんのご応募、ありがとうございました。

 

各年度別の応募数と受賞者数

2004年の第1回研究助成から2013年の第10回研究助成までの応募件数は154件であり、そのうち、助成を行った件数は48件であった。

  応募件数 助成件数
2004年 21件 6件
2005年 16件 5件
2006年 18件 6件
2007年 16件 5件
2008年 13件 4件
2009年 15件 5件
2010年 11件 4件
2011年 11件 3件
2012年 17件 6件
2013年 16件 4件

 

研究成果の概要

研究テーマを俯瞰すると、その年代に社会的に求められているテーマが採択されていることから、研究者がかなり機敏に、時代の求めているテーマを捕らえていることが判る。またこれから必要になるであろうテーマにも挑戦している。たとえばツーバイフォー工法での国産材利用や、大規模施設など住宅以外の用途への工法適用に関するテーマがそれに該当する。
一方、ツーバイフォー工法がグローバルな発展をしてきた背景や地域性の差異についての研究は、今後の方向性を探るうえで役立つテーマ設定であった。
性能面では音に関する研究が複数年にわたり行われ、性能向上の方法が研究された。音に関してはツーバイフォーの弱点としてとらえる向きもあるが、この研究の一環として重量衝撃音の評価方法の提案もされ、ツーバイフォーに限らず木造建築全体に影響を及ぼす研究が行われた。また、室内気候・防耐火・振動対策・構造性能についても、性能向上に関する数多くの研究がなされた。
ツーバイフォーなど木質構造に求められる機能として、木質感がある。京町家を意識した研究やツーバイフォー材の新たな工法開発など、木質感をいかに出すことができるかに関するテーマもあった。
研究テーマは、単に研究にとどまらずに実用化を意識したものが大半であり、協会が行う研究助成制度の意義が十分に発揮されたものと考えられる。

 

事業の成果

坪井記念研究助成事業の影響もあり、日本建築学会の発表テーマにおいて枠組壁工法を題材とした研究数は減少することなく一定の数値を示しており、この事業がツーバイフォー工法の発展の一翼を担ってきたことが確認される。

 

各回の成果発表

 

各回の坪井記念研究助成事業成果発表会及び、助成の対象となった研究課題について発表された様子をご紹介します。

第10回(2013年)

   

第9回(2012年)

第8回(2011年)

第7回(2010年)

第6回(2009年)

第5回(2008年)

第4回(2007年)

第3回(2006年)

第2回(2005年)

第1回(2004年)

平成26年8月1日

各研究テーマの成果報告書

この坪井記念研究助成報告書電子ファイルは、助成対象の研究者が当協会に提出した最終報告書です。利用者が自分の責任において閲覧およびダウンロードが自由にできますが、報告書の著作権は著作者(研究者)に帰属しますので、ご注意願います。

第10回(2013年)

   

第9回(2012年)

第8回(2011年)

第7回(2010年)

第6回(2009年)

第5回(2008年)

第4回(2007年)

第3回(2006年)

第2回(2005年)

第1回(2004年)

平成26年8月1日

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2013

48 山崎 義弘
東京工業大学
枠組壁工法を用いた平面混構造の構造設計法に関する研究
黒A4/15
カラーA4/2
0.42 DL
47 相馬 智明
東京大学大学院
ツーバイ材を用いたルーバー状耐力要素の開発研究
カラーA4/2 0.48 DL
46 平沢 岳人
千葉大学大学院
五軸加工機によるプレカット生産を前提としたツーバイフォー工法のBIMシステに関する研究
カラーA4/5 1.08 DL
45 佐藤 考一
建築環境ワークス協同組合
縮小する住宅市場における技術変化に関する研究
−軸組工法から2×4工法への転向について−
黒A4/47
カラーA4/4
1.10 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2012

44 平野 勝久
東京大学大学院
木質系高齢者施設室内の快適性に関する調査・研究
黒A4/17
カラーA4/24
1.96 DL
43 平沢 岳人
千葉大学大学院
ツーバイフォー工法の知識表現に関する研究
カラーA4/5 0.71 DL
42 毛利 志保
三重大学大学院
ツーバイフォー地域密着型特別養護老人ホームにおける入居者の心身への影響および木材利用の継続性に関する調査研究
黒A4/15
カラーA4/2
0.88 DL
41 相馬 智明
東京大学大学院
ビスを用いた木材のめり込み補剛に関する研究
黒A4/5
カラーA4/6
0.78 DL
40 山口 温
関東学院大学
ツーバイフォー工法を用いた小学校建築における環境調整技術の有効性に関する研究
(※2011年より継続研究)
黒A4/4
カラーA4/21
3.39 DL
39 田淵 敦士
京都府立大学大学院
現しを考慮した新たな枠組壁工法の開発
カラーA4/3 1.11 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2011

38 村松 雄寛
特定非営利活動法人
アートアンド
アーキテクトフェスタ
ツーバイフォー工法を用いた仮設建築の実現化を目的としたワークショップにおける研究
黒A4/21
カラーA4/28
カラーA3/5
16.2 DL
37 木下 和也
神奈川大学
わが国明治・大正期におけるツーバイフォー住宅の変遷に関する研究
黒A4/26
カラーA4/18
4.05 DL
36 安枝 英俊
兵庫県立大学
ツーバイフォー工法により建設された高経年のタウンハウスにおける「住み継ぎ」の実現に関する研究
カラーA4/6 2.15 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2010

35 野田 千津子
日本女子大学
交通による振動がツーバイフォー住宅の居住性能に及ぼす影響評価に関する研究
黒A4/2
カラーA4/6
0.24 DL
34 中尾 方人
横浜国立大学大学院
耐力性状の異なる耐力壁が混在する枠組壁工法建築物の構造特性係数の検討
黒A4/2
カラーA4/2
0.28 DL
33 佐藤 洋
(独)産業技術総合研究所
「うるささ」感覚評価に基づいた床衝撃音遮断性能の計測及び評価方法の開発
黒A4/43
カラーA4/7
2.90 DL
32 森 拓郎
京都大学生存圏研究所
階段コアを耐震要素に取り入れた工法の開発
カラーA4/2 0.30 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2009

31 古田 直之
北海道立総合研究機構
枠組壁工法住宅に使用された構造用合板の再利用に関する研究
黒A4/8
カラーA4/18
5.85 DL
30 野田 千津子
日本女子大学
交通による振動がツーバイフォー住宅の居住性能に及ぼす影響評価に関する研究
黒A4/6
カラーA4/5
0.61 DL
29 佐川 嘉郎
明治大学大学院
外装仕上げ材付き面材釘打ち耐力壁のせん断挙動に関する研究
黒A4/43
カラーA4/48
5.58 DL
28 柚本 玲
お茶の水女子大学
日本の気象条件下における枠組壁工法建築物の壁内湿気性状
黒A4/5
カラーA4/7
0.99 DL
27 川本 聖一
三菱地所ホーム(株)
ツーバイフォー住宅の発展過程の分析
黒A4/3
カラーA4/5
0.25 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2008

26 柚本 玲
お茶の水女子大学
日本の気象条件下における枠組壁工法建築物の壁内湿気性状
黒A4/3
カラーA4/7
1.85 DL
25 橋本 雅好
椙山女学園大学
中古住宅ストックの評価手法に関する研究
−ツーバイフォー住宅を対象として−
黒A4/5
カラーA4/5
0.35 DL
24 五十田 博
信州大学
枠組壁工法建築物性能明示型耐震設計法の開発
黒A4/6
カラーA4/17
2.58 DL
23 宋 昌錫
東京大学大学院
ポリカーボネイトを面材とした2×4工法耐力壁の開発
黒A4/20
カラーA4/25
2.34 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2007

22 小林 研治
東京大学大学院
枠組壁工法におけるビス接合耐力壁のモデル化と検証
黒A4/56
カラーA4/28
3.54 DL
21 村上 心
椙山女学園大学
中古住宅ストックの評価手法に関する研究
―ツーバイフォー住宅を対象としてー
黒A4/10
カラーA4/3
0.34 DL
20 五十田 博
信州大学
枠組壁工法建築物性能明示型耐震設計法の開発
黒A4/5
カラーA4/9
1.65 DL
19 加々美 ツォフィット
東京大学大学院
日本における木質積層構造の中層集合住宅との適合性についての研究
黒A4/9
カラーA4/6
10.7 DL
18 廣田 誠一
北海道立北方建築
総合研究所
枠組壁工法の床と壁構造に着目した上下階間の遮音性能向上に関する研究
黒A4/9
カラーA4/24
0.66 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2006

17 野口 修
DAT/(株)都市環境
研究室
一級建築士事務所
敷地特性に則したツーバイフォー住宅の形態デザインに関する考察
黒A4/14
カラーA4/23
8.79 DL
16 中村 由美子
Techno-design
枠組壁工法を用いた構造の大空間の可能性、多様性
黒A4/60
カラーA3/5 A4/165
36.6 DL
15 安 国鎮
東京大学大学院
ツーバイフォー住宅の地域性に関する研究−環太平洋地帯を中心に−
黒A4/40
カラーA4/46
10.8 DL
14 廣田 誠一
北海道立北方建築
総合研究所
枠組壁工法の天井懐に着目した上下階間遮音性能に関する研究
黒A4/12
カラーA4/27
0.63 DL
13 相馬 智明
東京大学大学院
スギ材を用いた枠組壁工法建築物の生産システムの実現可能性
黒A4/78
カラーA4/25
2.42 DL
12 加々美 ツォフィット
東京大学大学院
日本の中層集合住宅における木造多層建築の適合性についての研究
黒A4/11
カラーA4/13
18.2 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2005

11 上川 大輔
早稲田大学
耐火加熱炉の熱収支特性の解明と木質系耐火構造試験における火災減衰期の再現法の提案
黒A4/19
カラーA4/48
59.6 DL
10 廣田 誠一
北海道立北方建築
総合研究所
枠組壁工法の天井懐に着目した上下階間遮音性能に関する研究
黒A4/15
カラーA4/42
2.44 DL
9 安 国鎮
東京大学大学院
気候特性への「2×4工法」の適用に関する研究
黒A4/37
カラーA4/26
7.53 DL
8 澤田 和華子
慶應義塾大学
大学院
歴史都市における木造規格化住宅の展望と2×4住宅の可能性に関する日本・フィンランド比較研究
黒A4/41
カラーA4/17
150.5 DL
7 玉田 浩之
京都工芸繊維
大学大学院
枠組壁工法による米国近代住宅の意匠に関する研究
黒A4/48 1.29 DL

 

年度 番号 研 究 者 研究テーマ MB DL

2004

6 名波 直道
静岡大学
壁下地材を緊結する接合部の耐久性能が枠組壁工法耐力壁の耐震性能に及ぼす影響
黒A4/59 13.5 DL
5 宮本 俊輔
工学院大学大学院
枠組壁工法耐力壁構造の柱頭・柱脚引き抜き力の設計に関する研究
黒A4/31
カラーA4/28
5.31 DL
4 山田 協太
京都大学大学院
2x4構法による京町屋改修手法の研究-セルフビルドによる技術的可能性の考究を中心として
黒A4/51A3/1
カラーA4/13
10.1 DL
3 玉田 浩之
京都工芸繊維
大学大学院
枠組壁工法による米国近代住宅の意匠に関する研究
黒A4/43
カラーA4/8
0.53 DL
2 兼弘 彰
(有)ユー・エス・シー街・
空間計画
近代和洋折衷住宅に見られる在来構法と枠組壁(大壁)構法の融合に関する調査研究
黒A4/23
カラーA4/38
51.1 DL
1 御前 光司
筑波大学大学院
2x4を用いた現代建築の表現方法について
黒A4/5
カラーA4/28
34.9 DL

 

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