一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会

性能と建築プロセス

耐火建築により、防火地域内の住宅や大型施設の建設が可能に

2004年から耐火建築が可能になって、防火地域内の100㎡を超える戸建住宅や大型施設をツーバイフォー工法で建てることができるようになりました。「2階以上に入居室を設ける場合は耐火建築物に」という厚生労働省の規定、「2階以上に遊戯室を設ける場合耐火建築物に」という学校教育法の規定もクリアするので、高齢者福祉施設や幼稚園なども建設可能です。

1.工期・コスト

枠組壁工法建築物は、予め工場で壁パネルなどを生産し、プラットフォーム工法の特性を生かした建方により工期の短縮がはかれます。一層分の工事が鉄筋コンクリート構造の場合、型枠の設置、コンクリート打設、養生、型枠の取り外しにより2週間、枠組壁工法の場合、躯体工事が1週間弱で完了します。また、屋根は大型トラスをユニット化し、クレーンで吊上げ、設置することで、工期を縮められ結果として建設コストのダウンに繋がります。

写真:パネル施工   写真:パネル施工

写真提供:西武建設株式会社

 

2.建設プロセス

明治清流苑 工程写真

  写真:土工事 写真:基礎工事 B階型枠 鉄筋工事
  2005年11月4日
土工事
  2005年12月10日
基礎工事
  2005年12月30日
B階型枠 鉄筋工事
写真:土台据付け 写真:床下断熱 床据付け 写真:1階壁フレーミング
  2006年2月13日
土台据付け
  2006年2月14日
床下断熱 床据付け
  2006年2月25日
1階壁フレーミング
写真:屋根フレーミング屋根合板 写真:屋根工事2階 壁フレーミング 写真:パ2階フレーミング
  2006年3月9日
屋根フレーミング屋根合板
  2006年3月15日
屋根工事2階 壁フレーミング
  2006年3月19日
2階フレーミング
写真:壁防水 屋根瓦葺き 写真:耐火被覆工事(ALC+サイディング) 写真:完成
  2006年4月3日
壁防水 屋根瓦葺き
  2006年5月3日
耐火被覆工事(ALC+サイディング)
  2006年6月18日
完成

設計監理:有限会社吉高綜合設計コンサルタント(写真提供)

 

3.減価償却

減価償却(天秤)のイメージ

減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年財務省令第15号)のなかで構造、用途及びその細目で耐用年数が定められています。枠組壁工法の場合は木造系(木造,合成樹脂造、木造モルタル造)に分類され、鉄筋コンクリートなどに比べて耐用年数が短くなっており、そのことが償却資産に対する課税を算出する際の減価率が有利にはたらきます。