ヘッダーバー

ホーム住まいのコラム「名作マンガの住まい」>【おはよう!スパンク】の愛子が暮らす海辺の家

住まいのコラム

【おはよう!スパンク】の愛子が暮らす海辺の家




★「おはよう!スパンク」は、たかなししずえ(画)・雪室俊一(原作)の漫画。海で父が行方不明になった愛子は、母が帽子のデザインの仕事でフランスに渡るため、画家である伯父・藤波の家で暮らすことになる。引っ越し早々交通事故で飼い犬パピーを失った愛子は、海岸に住みついている二足歩行するへんてこな白い野良犬、スパンクと出会う。自分も飼い主を海で亡くしていたスパンクは、自分なりに愛子を励まそうとする。結局は一緒に暮らすことになるのだけれども、そんな二人?が繰り広げる騒動が楽しい物語です。

★海辺の近くに建つこの家、アトリエに大きな吹き抜けと暖炉がある。空間を贅沢に使ったアトリエには、主(あるじ)で画家の藤波さんの感性が光る。暖炉の熱は吹き抜けを通って2階までも温めてくれそう。

★設計当時、本人も家族で住む居宅とは想定していなかったのか? 建設地のロケーションから見ても別荘的な感覚で、アラフォー世代の女子あこがれのイメージ。愛子ちゃんの部屋はこぢんまりとしてかわいらしい。

★おそらく通いの家政婦「お咲さん」は、洗濯をするとキッチンを介してリビングに出てウッドデッキから庭へ向かう動線。リフォームするならキッチン南側にも勝手口をつくるかな? あとトイレもどうにかしたいところ。

 

建築面積:95.23u
延床面積:133.20u
工  法:ツーバイフォー工法
用途地域:無指定

 
模型アニメーション 模型アニメーション
   


名作マンガの間取り

【作者紹介】
影山 明仁(かげやま あきひと)
『名作マンガの間取り』(ソフトバンククリエイティブ刊)著者。間取り探偵(iemaga.jp)連載中。 1964年福島県郡山市生まれ。宮城県仙台市の建築会社を経て、岩手県盛岡市で不動産業・建築コンサルタント業を営む。依頼を受けて描いたプランは2500を超える。常に月に5件のプラン依頼を抱え、その設計に行き詰まるとマンガの間取りを作図して息抜き。マンガやテレビで屋内のシーンが出てくると、頭の中でCADを動かしている自分がいるという。
http://blogs.yahoo.co.jp/kenzoo882000/31149354.html
*この図面は、MEGA SOFT 3DマイホームデザイナーLS2で作図しています


   

 

 

(社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」のVol.185 2010年5月号からの転載記事です。

(2010年5月1日掲載)

 

前のページへ

ページの先頭へ