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住まいのコラム

こだわり創空間

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日本はいま、空前のペットブーム。なかでも人気が高いのが犬。H様ご夫妻も犬が大好きで、超大型犬を2匹飼っておられた。以前はご夫婦だけだったので、犬たちも同じ空間で過ごしていたのだが、お子さんが生まれ、「思わぬ事故を防ぐためにもそれぞれの生活ゾーンを分けることが必要」と、新居の建築を思い立たれたという。2匹の犬たちのために用意されたドッグルームは、南に面した5.2畳のゆとりの空間。隣接するダイニングキッチンとテラスとの間にはフルオープンが可能なガラス戸が設けられ、どちらにもスムーズに出入りができる。天気のよい日はテラス側の戸を開けて、犬たちと心地よい光と風を感じながら遊ぶこともあるという。床はテラス、ドッグルームからLDKまで滑りにくい外装用のタイルで仕上げ、犬の脚にやさしく、清掃しやすいように配慮。室内は、ペット臭も除去するエアサイクル型換気システムによりすみずみまでクリーンな空気環境が実現。開放的な空間設計ながら冷暖房の効きもよく、暑さが苦手な犬たちも夏を涼しく過ごすことができる。ただし、基本的に犬たちは、リビングのソファコーナーはオフリミット。そのためリビングの床は1段高く設定され、スケルトン階段で場を分けている。こうした設計の工夫が、人とペットが共に快適に暮らすための、ひとつのけじめにもなっているようだ。


 

(社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」のVol.163 2006/9月号からの転載記事です。

(2006年10月2日掲載)

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