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ホーム住まいのコラムこだわり創空間>vol.10「ポーチリビング」

住まいのコラム

快適屋外空間で北米スタイルの暮らしを楽しむ


写真写真はリビングに続く屋根付きのポーチリビング。自然の光や風を身近に感じながら、家族でくつろいだり、一人静かに読書をしたり、友人を招いて賑やかにバーベキューパーティをしたり、わが家で過ごすのがより楽しくなる、ゆとりの空間である。この自然を住まいの一部として取り入れるポーチリビングは、玄関まわりの屋根付き戸外空間「カバードポーチ」とともに、米国ではファームハウス・スタイル(日本流にいえば「農家スタイル」)の特徴として親しまれてきた。そして、ファームハウス・スタイルは、北米を代表する建築様式のひとつ「ニューネザーランド様式」の特徴でもある。この様式は、17世紀の後半、現在のニューヨーク州・ハドソン川流域に移住してきたオランダ人によって生み出され、「ダッチコロニアル様式」とも呼ばれる。米国では、古き良き時代の伝統を受け継ぐこのスタイルの人気は、いまも根強い。日本でも、幼い頃にテレビドラマや映画で眼にした、こんなスタイルの住まいになつかしさを覚える人が少なくないだろう。また、こうした北米の伝統的な建築様式を踏襲したデザインは、いつの時代も色褪せることがなく、むしろ歳月を重ねるにつれ美しさに磨きがかかる。このポーチリビングのある住まいも、その伝統を余すことなく再現した本格的な輸入住宅である。単に意匠の継承に終わらず、ここには北米の生活スタイルの提案も込められている。


 

(社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」のVol.171 2008年1月号からの転載記事です。

(2008年1月1日掲載)

 

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