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| 【最新の質問】 |
| ツーバイフォー住宅は、大地震の際に具体的な被害はありましたか? | |||
平成7年1月のマグニチュード7.2、震度7の阪神淡路大震災のあとに当協会が実施したツーバイフォー住宅8千棟あまりの震災被害程度調査では、全壊はゼロで、地盤の液状化による半壊が2棟あっただけでした。また、内部の床のねじれ、不陸の発生した建物は16棟あるものの、そのまま居住してもほとんど支障がない状態でした。これは地震力が加わっても1点に力が集中しないツーバイフォー工法の強さの証です。 |
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| 環境にやさしいツーバイフォー住宅ということを聞きましたが、具体的にどのようなことですか? | |||
ツーバイフォー住宅は断熱性に優れ、長期にわたり安全に使用できる高い性能(耐震性、耐火性、耐久性など)を有します。このため、優れた断熱性により居住にともなう使用エネルギーを削減でき、しかも高い耐久性により住宅を長持ちさせることができるので、建設から解体にいたるまでの長い年数の間に発生するCO2(二酸化炭素)の全体量を削減できることから、環境にやさしい住宅と言われています。 |
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- 工法や施工に関する質問
- ツーバイフォー工法の合理的な設計・施工方法とは、具体的にはどのようなことですか?
- ツーバイフォー工法では構造材や釘のサイズ・使用方法・使用箇所について技術基準告示や住宅工事仕様書(監修:住宅金融支援機構)によって細かく規定されています。例えば、ツーバイフォー工法で使用される釘には、サイズや用途別に1本1本カラーリングが施されています。これは一度打ち込んでしまうと確認の難しい釘を、確実にチェックできるように考えられたシステムです。
- ツーバイフォー工法で合板などの面材と枠組をあらかじめ工場でパネルに作成し、現場で組みたてる方法が増えていると聞きましたが、どのような理由からですか?
- 昨年(平成15年)実施した協会の会員などに対する調査結果によると、パネル方式を採用する理由(メリット)は、現場における産業廃棄物が削減できること、工期が短くなることで天候の影響が少なくなること、また工場生産により品質が安定することなどの好結果が出せるためです。
- 工事中の現場で外壁の合板に打ち付けられた釘がめり込んでいます。このままで大丈夫ですか。
- 外壁は耐力壁として構造的に重要な部位です。釘がめり込み過ぎると、地震時の変形などで釘頭直下の合板が突き抜けてしまい、釘が効かないこととなります。釘がめり込んだ場合は、めり込んだ部分のその脇に打ち増すことが望ましいです。
- 設計に関する質問
- ツーバイフォー工法は窓の大きさ、位置に制限があると聞きました。自由なプランニングができないのですか?
- ツーバイフォー工法は設計の自由度が高い工法ですが、同時に守らなければならないルールもあります。たとえば、技術基準告示に基づき耐力壁をバランス良く配置し、窓などの開口部は一定のルールに基づいて設定するなどあります。その多くは耐力壁に関するもので、ツーバイフォー住宅の優れた、構造特性を損なわないように規定されたものです。一般的には4m幅の開口、一つの壁区画の中で3/4開口率が確保出来るようになっており、一般的な住宅の場合は、特に設計上の制約にはなりません。
- ツーバイフォー住宅の構造の安全性の確認方法について、どのようになっていますか?
- ツーバイフォー住宅の構造の安全性の確認方法はおもに建物階数によってその方法がかわります。2階建て以下の建物は木造の建築物に関する基準に基づき、壁量計算によって必要壁量以上の存在壁量が確保されていることを確かめます。3階建て以上の建物は建築基準法(第20条の第2項)の規定に基づき、構造計算によってその構造が安全であることを確かめなければならないこととなっています。なお、建物規模、構造上の形態によっては、この区分によらない場合もありますので、詳しくは具体的な設計プランが完成した段階で設計者にご確認下さい。
- 広いリビング・ダイニングを実現することはツーバイフォーでは可能ですか?
- ツーバイフォー工法は面構造のため、耐力壁によって区画された空間を基本として自由な平面プランを構成します。近年、住宅を長期にわたって住まい続けられるよう、増改築に対応しやすい構造体の必要性が高まってきており、平成19年6月には、このようなニーズに対応できるようにツーバイフォー工法の技術基準が一部改正されました。この改正により、耐力壁線に囲まれた部分の水平投影面積の基準が拡大され、床の釘打ち補強を行うことで最大72m2までの面積区画が可能となりました。したがって、間口6m、奥行き12mの広いリビング・ダイニングが実現できます。
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- 材料に関する質問
- ツーバイフォー材の寸法についてお聞きします。2インチ×4インチあると思っていましたが、実際にそこまでの寸法がない理由はなぜでしょうか。
- ツーバイフォー材の寸法は枠組壁工法構造用製材の日本農林規格(JAS600)で決まっています。
具体的な寸法形式は、同規格の第3条に未乾燥材と乾燥材とに分かれて厚さと幅が規定されています。ツーバイフォー住宅で多く使用する「204」は乾燥材で厚さ38mm×幅89mmと定められています。従って、2インチ(50.8mm)×4インチ(101.6mm)とは異なります。
枠組壁工法構造用製材はこちらへ - ツーバイフォー工法と2×4、2×6などの製材規格との関係を教えてください。
- 「ツーバイフォー工法」は、枠組壁工法構造用製材(ディメンションランバー、通称ツーバイフォーランバー)と呼ばれる6種類の標準化された規格材で作った枠組に構造用合板などの面材を釘止めしたパネルを用いて、床面、壁面、天井及び屋根面を構成します。
そして、それぞれの床、壁などに必要とされる構造強度の違いに応じて、この6種類の枠組材を使い分けます。たとえば、温暖で積雪の少ない一般地域の2階建て住宅の場合は2×4材を壁枠組材として用いますが、3階建て住宅の場合は力を多く負担する下階に2×6(ツーバイシックス)材を、上階に2×4材を壁枠組材として使用するなどして、建物全体の構造強度を確保します。床根太や梁などには2×8材や2×10材、2×12材も、また土台、大引には4×4材も必要に応じて使われます。
したがって、例えば2×6材を壁枠組材に使用する場合にも、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)であることには変わりはありません。国際規格として標準化された6種類の枠組材を合理的に組み合わせて一棟の建物を作り上げる点が、ツーバイフォー工法の特徴のひとつです。
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- 性能(耐震性・耐火性・耐久性など)に関する質問
- 耐震構造・制振構造・免震構造の違いは何ですか?
耐震構造は地震力を構造躯体の全体で受けとめて抵抗するものですが、制振構造はこうした考え方と異なり特別な装置や材料等を用いて地震による構造躯体の変形や振動を低減する構造です。鉄骨造のように振動が長く続く構造や、大きく変形する構造には適していますが、ツーバイフォー工法はもともと変形が小さく、適度に制振性をもった木質壁構造なので、特別な装置等は、あまり採用されていません。
免震構造は地盤面と上部構造とをデバイス(免震層)により縁を切り、地震動を上部構造に伝えにくくする構造です。
耐震構造・制振構造・免震構造の違い(イラスト付き)
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ツーバイフォーの性能 耐震性
【インタビュー】ツーバイフォー住宅に暮らして 免震技術の権威 東京大学 藤田教授のご自宅訪問
免震システムの今を追う(住まいのコラム)- 環境にやさしいツーバイフォー住宅ということを聞きましたが、具体的にどのようなことですか?
- ツーバイフォー住宅は断熱性に優れ、長期にわたり安全に使用できる高い性能(耐震性、耐火性、耐久性など)を有します。このため、優れた断熱性により居住にともなう使用エネルギーを削減でき、しかも高い耐久性により住宅を長持ちさせることができるので、建設から解体にいたるまでの長い年数の間に発生するCO2(二酸化炭素)の全体量を削減できることから、環境にやさしい住宅と言われています。
省エネルギー性はこちらへ - ツーバイフォー住宅は、大地震の際に具体的な被害はありましたか?
- 平成7年1月のマグニチュード7.2、震度7の阪神淡路大震災のあとに当協会が実施したツーバイフォー住宅8千棟あまりの震災被害程度調査では、全壊はゼロで、地盤の液状化による半壊が2棟あっただけでした。また、内部の床のねじれ、不陸の発生した建物は16棟あるものの、そのまま居住してもほとんど支障がない状態でした。これは地震力が加わっても1点に力が集中しないツーバイフォー工法の強さの証です。
震災にも耐えたツーバイフォーはこちらへ - いくら注意しても、火事は心配です。ウチだけが気をつけてもご近所から火が燃え移ることも考えられますし…。
- ツーバイフォーの3階建住宅で火災実験したところ、1階部分が燃え上がるまでに73分もかかりました。消防車の出動から放水開始まで全国平均で約6分以内とされています。火事を出さないのが大前提ですが、ツーバイフォーの優れた耐火性は頼もしいです。
耐火性はこちらへ - 最近、日本でもツーバイフォー工法による耐火構造の住宅の建設が出来るようになったと聞きましたが、本当ですか?
- 当協会が平成16年、木造で初めて主要構造部(耐力壁、間仕切、床、屋根、階段)について、国土交通大臣耐火構造認定を取得した結果、枠組壁工法による木造耐火建築物の建設が可能となりました。今後は耐火構造でなければ建てられない地域(防火地域内で100平方メートル以上の住宅など)や用途(商業施設、ホテル、高齢者向け施設、保育所、幼稚園など)の建物が建設出来るようになりました。
耐火建築物実例はこちらへ - これから雨の多い季節、工事中に構造材や断熱材が濡れても問題はないのですか?
- 現在、構造材(ディメンションランバー)は含水率19%以下の乾燥材を使用しており、芯までは濡れることは有りません。表面が濡れた場合は仕上げ材等の施工までに充分な乾燥期間をとることで、構造材として耐久性の低下につながることは有りません。床面は撥水処理した合板等を使用したり、合板張りを行った後に、フィルムを貼ることなどにより水分のしみ込みを防止しています。壁の繊維系断熱材については、屋根や外壁の雨じまい後、室内側より施工するために濡れることは有りません。万一、濡れた場合は新しい製品と交換が必要となります。
耐久性はこちらへ
- 台風シーズンが近づきますが、ツーバイフォー工法は大丈夫ですか?
- ツーバイフォー住宅の屋根(軒下)は強風に対して、構造的に優れた強度を備えています。台風以上に強烈なハリケーンが襲う北米で生まれただけに、強風に備える独自のアイデアが採用されているのです。その一つが「ハリケーンタイ」と呼ばれる、あおり止め金具です。この金物の1個当たりの許容耐力は、じつに2,303N(風速70mの時に金物1個当たりにかかる力は1,666N)もあります。ハリケーンタイは屋根のたる木と構造壁をがっちりと連結し、強風にあおられても屋根が吹き飛ばされないようにします。
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- ツーバイフォー工法では長持ちさせるためにどんな工夫がされていますか?
- 木造建築物である枠組壁工法は、北米では一般的な工法ですが、これを気候・風土の異なるわが国で建てるにあたり、防腐措置等について十分な対策や工夫を講ずることにより耐久性を高めています。特に木材の腐朽、蟻害の面から防腐・防蟻は重要です。製材には乾燥材を用い、雨の影響を受けやすい外壁には、通気工法を用いるなどにより、耐久性を高めています。
耐久性はこちらへ - 住宅の省エネをめざすにはどんな工夫がツーバイフォーにはありますか?
- ツーバイフォー住宅は、枠材と面材からつくられたモノコック構造のため、隙間のない気密住宅です。そして省エネ効果を高める工夫として、外気に面する建物外周部の断熱材を厚くしたり、高性能なものを用いたり、開口部には複層ガラスのサッシを入れるなどして断熱化を図っています。また、外壁の室内側に気密防湿フィルムを用い、隙間をふさぐことで気密性を高め、熱エネルギーのロスを減らしています。
省エネルギー住宅はこちらへ - 大地震時に建物が損傷しなくても家具の転倒が心配です。有効な転倒防止策がありますか?
- ツーバイフォー工法は地震力を構造躯体の全体で受けとめて、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうために局部的な変形が起こりにくく、他の工法と比較しても家具の破損・転倒が少ないのが特徴です。また、家具の固定に必要な下地材(構造材)が等間隔に規則正しく入っているため、家具の転倒防止策がきわめて容易です。なお、一昨年に実施した3階建振動台実験によってその効果が確かめられています。
家具転倒防止策はこちらへ
- 法律・制度・診断等に関する質問
- 住宅は建設会社の技能などによって品質にバラツキがあると聞きました。できるだけ早く家を新築しようと思っているんですが、少し心配です。
- ツーバイフォー工法は、国土交通省の定める技術基準に従って建設することになっており、材料や施工方法が詳しく規定されてます。また、日本ツーバイフォー建築協会では、自主工事検査制度を設けて、品質管理を徹底しています。
自主工事検査制度はこちらへ - 住宅の良し悪しって一目ではなかなか分かりませんよね。客観的に住宅の品質を評価するものってないんですか?
- いくつかありますが、その中でも「住宅性能表示制度」は、住宅の性能を公平な立場で客観的に評価する制度です。もちろんツーバイフォーならこの住宅性能表示制度でも高い評価をいただけること間違いありません。
住宅性能表示制度はこちらへ - これから家を建てたいんですが、住んでみてから家に欠陥があることが分かったらどうするんですか? 頼んだ会社が潰れてしまうこともあるかもしれないし…。
- 新築住宅の引き渡しを受けて10年以内に基本構造部分(構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分)に欠陥が生じた場合、無償修繕を要求できる瑕疵担保期間の特例が法律で定められています。平成21年10月からはその修繕費用の資力確保(保険または保証金の供託)が義務化されることになりますが、(財)住宅保証機構(機構)は国土交通大臣の指定を受けた保険法人として、すでに住宅瑕疵担保責任保険(まもりすまい保険)の提供を開始しています。当協会は機構認定の特定団体として、当該保険の普及・定着を推進していますので、会員会社等にお尋ねください。
住宅瑕疵担保責任保険(特定団体住宅保険制度)はこちらへ - 古いツーバイフォー住宅に住んでいます。耐震診断はどのように行なえば良いでしょうか。
- 一般ユーザーの方々が利用できる耐震診断法としては「誰でもできるわが家の耐震診断」が、専門家向けには図書として「木造住宅の耐震診断と補強方法」があり、これをもとに診断を行います。いずれも(財)日本建築防災協会から発行されています。又、実際に耐震診断や耐震改修を実施する建築士事務所の名簿も同協会のホームページに掲載されていますので詳しくはこちらをご確認ください。
木造住宅耐震診断ソフトはこちらへ
(既存住宅の耐震診断が容易にできる診断ソフト。ツーバイフォー住宅も診断が可能。)
(財)日本建築防災協会はこちらへ
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