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ツーバイフォーの性能
海外事例

景勝地の斜面に建つ地下室付き2階建て住宅


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写真:外観全景

 

木と白い外装パネルが調和する外観

最初のコンセプトにあったスラブの美観を表現するために、外観にはセメント合成クラッド外装パネルを用いています。それを、工業標準の雨除けスクリーンデザインの上に設置しています。これは、雨の多いバンクーバーの気候においては、木造構造を保護するための、耐久性を高める建設方法です。


景色を取り込んだ居住空間

バンクーバーの市街地だけでなく、海も山も見晴らすことができるすばらしい景勝地の斜面に建つ、この約433m2の地下室付きファミリー住宅は、ツーバイフォー工法のもつ柔軟性と効率性を最大限に生かして建てられています。表玄関は道路に面した2階にあり、裏庭からの延長上に配置されています。内部の主要な居住空間(LDK)は、片方は裏庭に面し、反対側は、遠くに海と山々を一望できるように設計されています。

写真:ダイニングキッチン

巧みな構造が、変化のある室内空間を生み出す

 

写真:客室トイレ

設計当初は、コンクリート建築で増築部分をウッドフレームにするというコンセプトでしたが、コンクリート建築は建設費がかかりすぎることが判明したので、構造システムをツーバイフォー工法に変更して、構造スチール材で補強しています。
この住宅は地下室付き2階建て住宅です。急な坂道に面する通りから1階の玄関を入ると秘密基地を思わせ興味をそそられる木のボックス空間があります。そこは客用トイレ。まるで、ホテルのロビーの一角にいるようです。ホールからつながるリビングに行くと、大きな窓に映る雄大な景色が飛び込んできます。ここからステップを3段上がったところがダイニングキッチン。傾斜地に建つため、DKだけでなく地階も裏庭(主庭)に面し明るく開放的です。地階は趣味などに使う多目的ルーム。2階は寝室と個室のプライベート空間となっています。
最終的な建設計画がツーバイフォー工法になったことで、当初のコンクリート構造プロジェクトよりはるかにシンプルで費用も抑えられたうえに、大幅な柔軟性をもつ美しい建物になっています。


写真:リビング
 
写真:リビング
写真:リビング


ピーター・パウルス氏

Profile
ピーター・パウルスさんは、ダイナミックで斬新な内観・外観写真を得意とする建築写真家です。撮影のポリシーは、建築物をただの物としてでなく、生命の通った建物・空間・インテリアとして撮ること。神戸で生まれ東京で育ったパウルスさんは日本語にも通じ、カナダ、日本をはじめ環太平洋地域全般で活躍されています。
http://www.powlesphoto.com


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一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」Vol.197 2013年春号からの転載

 

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