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ツーバイフォーの性能
海外事例

渓谷を一望できる崖地に建つ郊外型の住まい


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写真:外観全景

この豪邸は、ブリティッシュコロンビア州のカントリーサイドに位置する田舎町ナラマタとオカナガン湖を見晴らすことができる、切り立った崖地に建っています。

メインフロアは下階となり、ご夫妻の生活スペースがすべて組み込まれ、西側に広がる庭へつながっています。 道路と同じレベルにある上階にガレージや玄関があり、その階にはオフィス、ゲストルームが配置されています。玄関ポーチのある東側から見ると、まるで平屋建てのようです。

延床面積700m2を覆うのは、方形屋根と寄棟屋根の組み合わせ。深い軒と、LDK前のテラスに架けたパーゴラによって、強い西日は遮られ、室内には木漏れ日のような光が落ちます。 パーゴラには、布のシェードを掛けたり、ツル性の植物を這わせることもできます。

Exterior・Structure

写真:外観

外観デザインは、折り重なる複数の屋根がバリ島風寺院を連想させるもの。大屋根と床根太には、頑丈なダグラスファーが梁として使われています。

そのほか、構造にはツーバイフォー(2×4)、ツーバイシックス(2×6)、ツーバイテン(2×10)のSPF材(スプルース、マツ、ファー)が使用されています。

 

Interior

折り重なった屋根の下には、大胆なヴォールト形式をとった木製の天井があり、リビングの大きな吹き抜けになっています。そこは玄関の先にあり、北側のオフィスへ行くための木造のブリッジが掛かっています。また、下階への階段も木造で、バリ島の伝統的な木製彫刻との調和が図られています。

下階のLDKのフローリングや造り付け家具、リビングから主寝室に入る2つの大きな両開き戸も彫刻を施した木製です。キッチンやワインセラーの壁やカウンターには天然の石材が張られています。

写真:インテリア
▲リビング
写真:キッチン
▲キッチン

写真:ワインセラー
▲ワインセラー

 

Garden

写真:主寝室
▲主寝室

庭は建物の西側から北側へつながります。LDKや主寝室の西面には大きな窓を設置。湖とその周囲を占める渓谷の景色を見渡すことができ、居住空間をさらに広く感じさせる効果も期待できます。また、テラスや建物の両脇に設置したあずまやでは、自然を楽しみながらのんびり過ごすことができます。北側にあるあずまやの脇にはプールがつくられています。

建物の北側から東側には石材でつくった滝や彫刻が配され、また、小石を敷き詰めた小道、アプリコットの果樹園が広がっています。この地域は、夏は乾燥し高温となるため、果物の栽培に適し、ワインの産地でもあります。

写真:外観全景

 

ピーター・パウルス氏

Profile
ピーター・パウルスさんは、ダイナミックで斬新な内観・外観写真を得意とする建築写真家です。撮影のポリシーは、建築物をただの物としてでなく、生命の通った建物・空間・インテリアとして撮ること。神戸で生まれ東京で育ったパウルスさんは日本語にも通じ、カナダ、日本をはじめ環太平洋地域全般で活躍されています。
http://www.powlesphoto.com


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一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」Vol.202 2014年夏号からの転載

 

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