一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会

協会のご案内

年頭のご挨拶

会長 野島 秀敏

(三井ホーム株式会社 代表取締役社長)

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

当協会は、本年創立50周年を迎えます。これもひとえに、これまで当協会に対するご支援、ご指導くださった皆さまのおかげと、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

ツーバイフォー工法は、昭和49年(1974年)に技術基準が告示されたこと等から、当協会においては2024年度から3ヵ年にわたり「ツーバイフォー50周年事業」を進めております。昨年は公式Instagramの開設、カナダ建築視察研修等を実施し、本年も協会50周年誌や日本の歴史的ツーバイフォー建築物のご紹介など、引き続きツーバイフォー工法の認知度向上に資する取り組みを進めて参ります。

さて、最近の住宅を巡る動きを見ますと、資材・人件費の高止まり、円安などの環境が続く中、住宅市場は継続的に厳しい事業環境が続いているといえます。一方でこのような環境下ではありますが、ツーバイフォー工法の着工数は、昨年8月に累計着工戸数は350万戸を突破しました。これは長年にわたる皆様のご支援と関係各位のご尽力の賜物であり、改めて深く感謝申し上げます。

このような事業環境の中、当協会は住宅投資促進に向けた経済・税制対策の要望活動を住宅生産団体連合会と連携して進めてまいりました。その結果、与党が取りまとめた2026年度税制改正大綱には、住宅ローン減税の延長や床面積要件の緩和、中古住宅への適用拡充などが盛り込まれました。さらに、昨年はZEH水準を超える省エネルギー住宅への支援や「みらいエコ住宅2026事業」など、環境性能を重視した制度も創設され、持続可能な住まいづくりを後押しする仕組みが整いつつあります。当協会は、これら制度の周知と円滑な活用を支援してまいります。

これらの活動と共に、引き続き工法の優位性を広く伝えるとともに、生産性向上技術の実用化、中大規模物件への展開、木材需要拡大とカーボンニュートラルへの貢献を推進します。技能者の確保・育成、外国人技能者受入れ環境の整備など、人材面の取り組みも継続し、専門性の高い職業としての魅力を広く発信してまいります。

本年も当協会は質の高い住まいをはじめとする建築物の普及に全力で取り組んでまいります。皆様のご健勝とご発展を心より祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。