一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会

ツーバイフォーとは

海との一体感を楽しむカリフォルニアスタイルの住まい

▲瀬戸内海に面した南側外観。切妻屋根とラップ調のサイディング、そして木製フェンスが付けられた広いカバードテラスが特徴的なカリフォルニアスタイルの外観デザイン。

夏涼しく冬暖かいリゾート感のあるツーバイフォー住宅

 瀬戸内海を見下ろす高台に建つ白い家は、Eさん夫妻の温めていたイメージがかたちになったカリフォルニアスタイルの住まいです。切妻屋根の破風、ラップ調サイディング、屋根・フェンスの付いたテラス、窓サッシも白色。一方、室内には白を基調としながら、木のナチュラルな風合いを楽しめる無垢材を多用。外・内観ともに明るくさわやかなリゾートの趣です。

 ツーバイフォー工法によるE邸は高い断熱・気密性も実現。「海の眺めを楽しみ、家族を見守れるようにとオープンなLDKをつくりました。夏は風が通り涼しいのはもちろん、冬がとても暖かい。1年中快適なのでいつも家族が自然と集まってきます」と奥様は微笑まれます。

▲1階の南側に配置されたリビングとダイニング。リビングの大きな掃き出し窓の外にはテラスがある。内装には夫妻のこだわりが生かされ、床にはオークの無垢材、リビングの壁にはヘリンボーンの無垢パネル、ダイニングの天井にはレッドシダーが採用されて、ブルーの室内ドアがアクセントになっている。

▲瀬戸内海が眺められる南側に設けられた広いカバードテラス。屋根に覆われ、Y型の柱や格子のフェンスが設置されていることが特徴。リビングから段差なく続くので、部屋の延長空間として使うことができる。

▲階段のOSBボードの壁はデコレーションのスペースとして使用。階段下には愛犬のためのコーナーがある。

▲天井にレッドシダーが張られた玄関。サーフボードが掛けられた下のスイングドアの奥はクロークになっている。

▲イエローの壁が明るくさわやかな印象を与える洗面室。奥のランドリールームからテラスへ出られる。手前には浴室が隣接するので、海から帰ってきたとき、玄関や居室を通らずシャワーへ直行することができる。

▲LDKはオープンスペースだが、L型の間取りで、キッチン内部が見えない対面式キッチンが真ん中にあるので、それぞれが区分されているような落ち着きをもたらす。

▲食事カウンターにも使える広いワークトップを有する対面式キッチン。正面のパントリーの壁の下方には、玄関から荷物を入れられる開口扉がある。

▲海を眺めながら食事を楽しめるアルコーブのダイニング。切妻の下屋に沿ったレッドシダーの勾配天井や造り付けのベンチが特徴。濃淡のあるレッドシダーは夫妻が取り寄せたもの。

海を楽しむ間取りやマリンテイストが創る新たなライフスタイル

E邸では、海との一体感を楽しめるよう1階、2階とも居室は海に面して配置。1階のオープンLDKには、屋根付きのテラスが段差なく続き、居室をさらに海に近づけています。「テラスには友人や親戚がよく集まります。雨の日もバーベキューができる自慢のスペースです」と奥様。テラスからランドリールームを抜けて洗面室、浴室へと直線でつながる配置は、家事動線として使いやすいだけでなく、海から帰ったときにも便利です。

内装は夫妻の希望で、床にはオーク無垢材、壁面と吊り戸の一部にはヘリンボーンの無垢パネル、玄関とダイニングの勾配天井にはレッドシダーが張られ、温もりのある空間に。色調や装飾にもこだわられ、ブルーの室内ドアや家具、照明器具などマリンテイストで演出。また、サーフボードやギターが壁に掛けられ、好きな物に囲まれて暮らすライフスタイルを楽しまれています。カリフォルニアスタイルの住まいを通り抜ける海風は、暮らしに新たなシーンも創出。「子供たちとサーフィンができる日が楽しみです」と、夫妻は計画を話してくださいました。

▲リビングからテラス、その先に広がる瀬戸内海が望める。

▲道路側からの外観。シンプルなフォルムに、切妻屋根の玄関ポーチとブルーのケーシングが付いた玄関ドアがポイントとなっている。

スタッフからのメッセージ

品質・性能面で高い信頼性とコストパフォーマンスに優れたツーバイフォー工法で注文住宅を提案


(株)イワキ
常務取締役 設計部 部長
川本 靖紀さん

弊社は地域に密着し、信頼いただける会社を目指して、かねてより性能面(耐震・気密断熱・耐火)において信頼性の高いツーバイフォー工法を主軸として戸建て注文住宅を提供してまいりました。

私共の主力住宅商品である「FARM」は、窯変瓦、漆喰塗の壁、木製サッシ、無垢材の床やオリジナル建具など、劣化しにくい自然素材を用い、お手入れと経年変化も楽しみながら健康で快適な時間を過ごし、永く快適に暮らしていただく家づくりをコンセプトとしています。

素材やデザインだけではなく快適な住まいを実現させるためには、可能な限り家の性能を高めなければなりません。品質・性能・価格面においてコストパフォーマンスの高いツーバイフォー工法は、永く安心して暮らす家として自信をもってお客様にご提案できる工法だといえます。

DATA
敷地面積/284.00m2(85.91坪)
1F床面積/65.00m2(19.66坪)
2F床面積/49.27m2(14.90坪)
延床面積/114.27m2(34.56坪)
設計・施工/(株)イワキ
Vol.238 2023年夏号

(一社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」転載記事