ツーバイフォーとは
ゲストとの集いが楽しくなるLDK一体型の家にリフォーム
▲ダイニングからリビングを見る。カウンターテーブル付きのキッチンで選び抜かれたワインを出すことも。
還暦を迎え、子どもたちが巣立ったあとの暮らしを考えて築27年の自宅をリフォームするか住みかえをするかと検討していたKさん夫妻。住み慣れた場所で将来子どもたちや孫、友人たちが集まれる快適な家にしようと全面リフォームを決め、新築時と同じ住宅会社に依頼しました。LDKを開放的にするなど要望を伝え、構造に関する説明を受けながら、納得してプランを検討することができたといいます。
▲不要になった出窓やバルコニー、勝手口は撤去。窓の位置や大きさを変えて採光も工夫した。
▲壁の素材を使い分けて、メリハリが生まれた玄関。
▲リビングからダイニングへと視線が抜け、テラスに向いた窓から光が降り注ぐ。
日差しが入りにくかった和室は浴室や洗面室、脱衣室に替え、プライベートな空間に。LDKへと続く動線と分けられているため、安心してゲストを招くことができます。
浴室があった場所にはキッチンを移動させ、テラスに面したリビング、斜めの壁で奥行きが生まれたダイニング、L字型カウンターのキッチンがシームレスにつながっています。「LDKの窓の位置や大きさを変えたことで暖かい日差しが入り、明るい空間になりました」とKさん。リビング中央の壁に施された天然石調の調湿タイルが一新したLDK空間の特別感を高めています。また、すべての窓はZEH基準相当のサッシに交換しました。「一つひとつこだわり抜いた家になりました。ツーバイフォー工法を熟知した会社にお願いしてよかったです」とKさんは笑顔で語ってくれました。
▲音楽の演奏も楽しめるリビングルーム。天井、壁、床が白を基調としている中で、天然石調の調湿タイルの壁がアクセントとなっている。
▲東向きの窓から外の景色も楽しめるダイニングルーム。
▲キッチンの後方にはパントリーを兼ねた収納を確保。カウンターは90㎝と高め。
K様は当初ツーバイフォー工法や構造について詳しくはご存知なかったようです。そのため自由な発想でリフォームのご要望を思い描いておられました。
ツーバイフォー住宅は高い強度が規定されているため安易な間取り変更ができません。それゆえリフォームでできることが少ないと思われがちですが、実際には正しい技術基準に則り、ていねいに検討することでツーバイフォーのメリットを活かしたままご要望に沿うリフォームが可能です。K様邸のリフォームも、水まわり空間を移動して間取りを変更するため、壁の撤去が絡む難しい工事が想定されました。そこで、社内の新築部門や技術部門と打ち合わせを行い、総合的な知見を入れることで、K様のご要望をほぼ実現できました。K様にご満足いただけたように、今後もお客様第一の考えのもと、多くの笑顔が見られるよう頑張ります。
(住友不動産ハウジング㈱ 戸建新築そっくりさん事業本部 首都圏事業所 神奈川東エリア セールスエンジニア 岩岡新一氏)
| DATA |
|---|
| リフォーム竣工/2025年12月 |
| 築年数/27年 |
| 規模/2階建て |
| 既存建物面積・リフォーム面積/126.49m2 |
| 設計・施工/住友不動産ハウジング(株) |
| Vol.249 2026年春号 |
(一社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」転載記事
