工法技術
エネルギー消費を抑えるツーバイフォー住宅
住宅の省エネルギー化を推進
住宅から、これだけCO2が排出されています
住宅のライフサイクルとCO2排出量
住宅にかかわるCO2排出量を減らすためには、建設してから解体するまでの全過程(住宅のライフサイクルと呼びます)で評価していくことが重要になります。
右の図では、資材生産・建設段階におけるCO2排出量が6%であるのに対し、居住時の排出量は87%になっています。
建てる時だけでなく、冷暖房や給湯など居住時に使われるエネルギーを減らしていくことがポイントとなります。
これが、ツーバイフォー住宅の省エネ技術
(1)優れた断熱・気密構造
構造体は断熱性の高い木材
ツーバイフォー住宅の構造体は木材です。熱伝導率の低い木材は、断熱材の性能を最大限に引き出せる構造体といえ、木材と断熱材との組み合わせで高い断熱性を実現しています。
材料の断熱性は熱伝導率で決まり、木材の熱伝導率は鉄の約1/350です。ツーバイフォー住宅で使用する木材はきわめて熱を伝えにくい物質のひとつです。そのため、外気の冷たさが鋼材などを通して伝わる『ヒートブリッジ現象』が起こりにくい住宅です。
優れた断熱性・気密性
ツーバイフォー住宅は、断熱施工・気密施工が容易なために優れた断熱性・気密性を備えることができます。 外壁は、枠組材に構造用面材を張った大壁構造のため、枠組材の間に断熱材を充填でき、施工も容易です。
また、ツーバイフォー工法は、床版・壁版を組み立てる面構造方式が特長です。このため、気密性を確保しやすい工法となっています。
(2)設備機器の省エネ化
ツーバイフォー住宅は、断熱施工・気密施工が容易なために優れた断熱性・気密性を備えることができます。 外壁は、枠組材に構造用面材を張った大壁構造のため、枠組材の間に断熱材を充填でき、施工も容易です。
また、ツーバイフォー工法は、床版・壁版を組み立てる面構造方式が特長です。このため、気密性を確保しやすい工法となっています。
住宅の省エネルギー化によるCO2削減
平成11年省エネルギー基準仕様で、排出量の大幅カット
住宅で使用されるエネルギーの消費量をより少なくするよう、建設省(現国土交通省)では平成11年(1999年)3月、それまでの住宅の省エネルギー基準を改正して、新しい基準(平成11年基準)を定めました。この基準に適った住宅が、平成11年省エネルギー仕様の住宅です。
ツーバイフォー住宅は、エコ時代に求められる平成11年省エネルギー基準のクリアが容易です。冷暖房や給湯の負荷を少なくして、居住時のCO2排出量削減を推進しています。
エネルギーの使用の合理化に関する法律(昭和54年制定)に基づき定めた「省エネルギー基準」は建築主に対し、同基準に基づく省エネ措置の努力義務を課すものです。
昭和55年に制定され、平成4年に一度改正されましたが、平成11年に21世紀の住まいづくりに照準を合わせて全面的に改正されました。基準の改正・強化によって、住宅における暖冷房用のエネルギー消費量は改正前に比べ約20%の削減が見込まれています。
